2026年3月15日・・・知恵と知識の宝はキリストに
このキリストのうちに、知恵と知識の宝がすべて隠されています。コロサイ2:3(1-5)
パウロが願っていることは、彼が伝える使信を人々が真剣に聴き受け止め、信仰が守られることでした。確かに難しいところがありますが、主の助けをいただいて理解し、生かしていきましょう。
《それは「神の奥義であるキリスト」を知るためです(1-2)》
パウロは1:26-27で、奥義について、信じる者の「中におられるキリスト、栄光の望みのこと」だと告げました。彼は、キリストを信じてキリストと共に生きる聖徒たちが、キリストを完全に知るための三段階を伝えます。(1)愛のうちにキリストに結びついて心に励ましを受ける。(2)キリストと共に歩む中でキリストがどんなにすばらしい方かを理解して全き確信をいただく。(3)こうしてキリストを自分のもの、自分をキリストのものとして増々知って行く、のです。パウロはキリストを知ることをひたすら求めていました(ピリピ3章)。《キリストの内に知恵と知識の宝がすべて隠されています(:3)》
キリストが持っておられるのは「知恵と知識の宝」です。「知恵」とは、知っていることを正しく見極め、活かして実を結ばせる力です。「知識」とは、神が学ばせてくださったすべてのものに「気付き見極め整理して、その価値や意味を分かる」ことです。「宝」とあるように、それは何ものにも優る価値がある大切なものです。努力や代価を惜しまずに追い求めるべき尊いものです。これは、人類がかかえる重大な疑問に対する答えと解決です。世界と私たちが、何のために、どのように存在しているか?そして世界も私たちもすばらしいが、そこには悲惨が満ち解決できないのはなぜか?特に苦しみや悲惨、悪、そして死の問題をどうすれば乗り超えられるか?、です。その答はキリストにあります。だからパウロはキリストを追い求めました(1コリント1:30,ピリピ3:7-8)。
《キリストを知ることで信仰に堅く立つことができます(4-5)》
キリストを知ることで、偽りの教えに惑わされないようになります。偽物を見分けるため最も効果的な対策は本物を知ることです。パウロは、離れていても霊において共にあるので喜んでいる、と証ししました。遠く離れても、聖霊によってが結びつけてくださるのです。同じ聖書、同じ福音によって、私たちも同じキリストを信じ、キリストにあって共に心を合わせて主のわざに励んでいます。パウロはキリストにある幸いがもたらされることを信じて喜びます。秩序の神であるキリストとみことば、礼拝と祈りによって、聖徒同士また教会同士は一致協力します。キリストにある堅い信仰は、困難や惑わしがあってもキリストに守られて揺るぎません。私たちは、今も揺れ動く世界と混乱した情報の洪水に囲まれています。その中で「良かった」と言える確かな歩みのためにキリストを知ることを追い求めましょう。「この方に信頼する者は、だれも失望させられることがない」のです。