2026年1月4日・・・信頼と協力の関係のために
デメテリオについては、すべての人たちが、また真理そのものが証ししています。私たちも証しします。私たちの証しが真実であることは、あなたも知っています。3ヨハネ12(9-15)先回この手紙の前半から、宣教の協力のために陰で支援する働きの大切さを確かめました。今日・・・は後半を通して、教えは正しくても一致や協力をおびやかす問題に対応する主の教えを確かめましょう。
《一番になろうと同労者を排除する悪(9-10)》
ヨハネはディオテレペスの問題について、既に諸教会に書き送っていましたが、ここで改めて伝えます。彼は、ヨハネたちの指導を拒み、自分が一番になりたいとの野望に従って行動していました。ヨハネはこれからどうするつもりかをガイオや教会に、そちらに行ったら、彼が行っている不正な行為を指摘するつもりである、と伝えます。彼は、ヨハネたちを罵しり排除するばかりか、ヨハネたちを受け入れようとする人の邪魔をし教会から追放していました。彼ほどでなくても使徒たちもかつては、御国での高い位を求めて争っていました(マルコ9:34,10:37)。正しい十字架の福音を聞いて信じた中でも、肉の欲望が入り込み、それに支配される危険があることを覚えていましょう。主のみこころを求めてしもべとして仕え、兄姉の幸いのために自分を献げることを忘れないように(ピリピ2:3-4)。《悪を見習わず善を見習う(11-12)》
ヨハネは「悪を見習わないで、善を見習いなさい」と命じます。善悪を分けるものは、神から出た者であるかどうかです。先に第一の手紙で確認したように、キリストを信じて新しく生まれた者は、罪に留まることはできません(1ヨハネ3:6-7)。またここでは、悪を行う者は神を見たことがない者、悪を行うことができるのは、神を本当の意味で知らないからだ、と伝えます。そして、教会が肉の誘惑によって混乱し損なわれた時の対処は「悪を見習わないで、善を見習う」ことだ、とヨハネは指導します。処罰などの対抗措置を考える方もおられるでしょう。しかし悪が行われた時に聖書が教える勝利の道は、「善によって悪に勝利する」ことを広げ確かにしていくことなのです(ローマ12:17-21)。主に悪から守っていただき、さばきを主に委ねることが一番の対処です。人よりも主を恐るべき、それを知っている人は悪から離れ、さばきに向かおうとしている方々のためにとりなすのです。そしてヨハネは、デメテリオが信頼し模範とすべき正しい人であることを、すべての人だけでなく、真理そのものが証ししていると告げます。私たちの周りにも、そのように信頼・尊敬・模倣すべき方がおられるはずです。完璧な方というわけではありません。主への全き愛と信頼と従順を一心にめざして仕えているならば、誰でもキリストを証しし、模範となるように導いてくださいます。