2025年9月14日・・・主に感謝することは良いこと
彼らは年老いてもなお実を実らせ、青々と生い茂ります。
こうして告げます。「主は正しい方。わが岩。主には偽りがありません。
詩篇92:14-15(1-15)
生涯において困難を沢山経験しますが、主に感謝をもって礼拝をささげられることが、どんなに大切なことであるか、どんなに祝福であるかを共に確かめましょう。
《主に感謝し賛美することは良いこと(1-4)》
記者は主を「いと高き方よ」と呼び、主の御名を賛美します。天地を創造した偉大な神が、私たちを顧みてくださることは、喜び、慰め、希望です。朝に夕に、主の恵みを賛美をもって言い表わす事は、幸いな事です。また宮に集まり、琴の調べに合わせて共に主に賛美をさげることも幸いです。歌声を合わせることで、一致や交わりが深まっていきます。こうして、主の良くしてくださった幸いを思い返して、さらに喜び賛美するようにされます。
主は創造の前から私たちを覚えて愛し、私たちが住み神を知るための世界を創造し、私たちを「神のかたち」として、神と共に労する者として創造しました。私たちの祖先が、自身に反逆して堕落してしまったのに、主は私たちを見捨てず、顧みと犠牲をもって救いを備え、御子キリストにより本来の祝福へと回復し、完成に導いておられます。私たち人類が罪を犯した時から、御子が人となって十字架にかかる事を定め、人類をあわれみ、赦し、忍耐をもって導いて来られました。
《主のみわざと思いの偉大さを知って歩むことが安全であり幸い(5-9)》
記者は、主に呼びかけます。私たちや人々の周り、自然の営みから広大な宇宙の果て、微細な粒子や波動さえも、主は造り知って支配しています。主は、人の思いのすべてを読み取り、受けとめ、最善へと守り導いておられます。主を恐れる者の近くにおられ、彼らを守り支え、救い出し、願いをかなえ、実を結ばせます。主のなさるみわざは、偉大な力と深い配慮のもとになされています。そのすばらしさを、主を慕い親しく交わる者たちは知っています。神は善と悪を明らかにし、正しくさばかれます。拒む者は地上で繁栄したとしても、その不信仰の報いを受けます。主は、求める者を恵みの内に守り祝福してくださいます(ヘブル9:27-28)。
《主は聖徒を守り、朽ちない実を結ばせてくださる(10-15)》
主はご自身を恐れる私を強くし、尊い働きに就け、栄えさせます。主に信頼し主に従う者の角(権威の象徴)を主は高く上げます。聖徒は、自分たちに敵対する者を主がさばかれるのを聞き、主の前に正しく歩む者を守り、成長させます。こうして主を信じる者は、主の恵みの中で祝福され実を残すのです。主を信じる者への祝福は全世代に向けられ、また永続します。キリストを信じ、恵みにより義とされた者たちは、主の家に植えられた木のように、いつまでも実を実らせ栄えるのです。主は正義の神です。堅固な岩として私たちを守り、正しく導き治められます。主の家に移植され、常に主の臨在の元に生きる事ができます。晩年になっても、聖霊の実を結び、また信仰の子孫の成長を見る祝福にあずかります。主と共に歩む者は、肉体は衰えても、霊はますます新しく力に満ちてゆきます。